日日是々【よくばり社労士日記】

社会保険労務士の福島紀夫です。労働、雇用問題をメインにアドバイスさせていただいています。
このブログは,自分の趣味の音楽や野球など,仕事以外のお話もあるので,『よくばり日記』としています。
人生一度きりなら欲張っていきていかないと(^-^)/

2006年03月

割増賃金を計算する上で、何をどう含めるかって、結構悩む問題のようです。
ご存知のように、「か・つ・べ・し・り・いち・じゅう」は除くことになっていますよね。

お客さんから「役職手当は含まなくてもよいか」と質問がありました。

「か・つ・べ・し・り・いち・じゅう」は、労働とは直接関係のないものとして支給されているという観点から除かれています。
ただ、基本給のみと限定すると、基本給の設定も会社ごとに違っていて、とても安い基本給だと不利になってしまうので、除くもの以外は含めるものだとお話しました。

以前ほかのところで聞きましたが、それまで手当を含まずに割増単価を計算されていた会社さんがあって、是正が入りました。かなりの争いがあったと聞いています。

これは、あらかじめ就業規則や賃金規定に謳っていれば問題はなかったそうですが、それまでの慣例で行われていたような場合は、認められないんだそうです。
だからといって、これから変更したりすると不利益変更にあたりますので注意です。

そんな話もして納得してもらいましたが、今度は「時間単価を計算するのに、去年の休日と今年の休日の日数が違うので、同じ給与をベースにすると単価が下がる現象がおきるけど、これは不利益になるの?」という問題

でもこの場合は、法律に則って計算しているので、仮に単価が下がっても不利益変更にはあたらないそうです。

この休日のカウントですけど、確かに今年の土曜日に重なるケースが多く、全体的に祝日の休みが減っている感じなんです。カレンダーで見てみてください。

だから、労働時間が増えるので単価が下がる。うまくはいかないもんです。

あとは会社の考え方で、休日日数は固定してしまって計算してもらうことですかね。

きっちりと計算している会社さんだな、と改めて感心

先日、来月開業されるDrから、「スタッフミーティングをやるので、契約や就業規則のことを話してほしい」と言われて、行ってきました。

医療機関なので、通常の労働時間と異なるため、変形労働時間制の説明や労災の話などをしてきました。

そうそう、自分でもまだ解決していない問題があって、今回は1ヶ月変形がいいだろうと思い採用したのですが、なぜ1年じゃないの?と言われて、答えにつまったままなんです・・・はて、なんででしょう
答えが見つかったら、またお話します。


スタッフの方々の質問が終わって、そろそろ終わりかな、と思っていましたら、先生の奥様が僕の方にきて、労働保険てどんな仕組みなんだとかシステムはどうなっているのか、いろいろ聞いてこられたんです。

すごいと思ったのが、その質問の度にきちんとメモを取られて、わからないところはわかるまで聞き返す。

そうこうしているうちに、先生が戻ってきて、今度は奥様が保険料の申告の話まで説明を始めたんです。

いやあ、びっくりあの、短時間で僕が説明したことを見事に説明されていることに驚きました

僭越ながら賞賛すると、「きちんとメモを取ることが大事なのよ。といってもうちのぼくちゃんもそれができないんだけどね」と先生の方をチラッ

御歳6※歳の力を見せ付けられました。

きちんとメモを取って、終わったらただ確認するだけじゃなくて、しっかりとその後まで確認することが大切だといわれました。

わかっちゃいるんですけどね〜

今日移動中、運良く座ることができました。でもそこは、優先席みたいな車両のはじっこの場所で、優先席マークがない席

まわりに、困っているような方もいなかったので、座ってしまいました。

すると、妊婦さんらしき人が僕の前に立ったんです。
初めは、席を立とうか迷いました

なぜなら、以前にもそのような女性が前に立ったので、いきおいよく「どうぞ」と笑顔で譲ったにもかかわらず、「けっこうです」とにらまれた経緯があったからです

いやあ、そんな失礼なことだとは思わなかったのですが、よほどお気に召さなかったらしく、お互いばつが悪い感じでその時間が過ぎるのを待った経験があったからなのです。

でも、今日の方はマタニティ雑誌を読んでいたので、これは間違いないだろうと思ったのです。


最近、「内部障害」の話題を読みましたが、普段生活している中ではわからないところってありますよね。

見た目には健常者と変わりはないけど、実は体の中では大変な病気にかかっている方や、今日のような妊娠初期の女性など、気をつけなきゃならない状況は多々あります。

そのような方々のために、持ち物にキーホルダーをつけて、周りの人にもわかってもらえるようにする動きがあるみたいです。

「譲る」ということ。なかなかできないことにも思えますが、少しの気持ちの持ち方で、自分も変わるかもしれないですね

なんだか、怪しそうで古臭いタイトルですが、東京会では毎月水曜日に、各支部から2名ずつ選んで電話での相談コーナーを開いています。

今日は、その2回目

前回行ったときは、障害年金の質問にあたふたしてしまい、年金知識の欠如を思い知らされました

今回は、負けるもんかという勢いで(・・あくまで勢いだけ・・)行ってきました。

毎回30件はあるという相談の電話が、朝から鳴り出しました

「おおー、この勢いに負けてはいけない」と思ったのもつかの間、11時くらいからもう1人の先生と世間話あんど業務トークの時間になってしまい、そのうちお弁当が運ばれてきました
「けっこう働いている人は、お昼休みの時間帯を狙ってきますからね」という会の人の言葉もむなしいくらいに、ゆっくりとお昼休みも取れてしまったのです。

(でも欲をいえば、もう少しメインディッシュが何かがわかるお弁当にしてほしかったなあ・・)

結局、二人の電話に年金相談のコールがかかることはなく、全部で相談件数は20件くらい。時節柄高年齢者の継続雇用の問題や、労災、それもなぜか通勤災害の質問が多かったです。

でも、働いている方もよく勉強していますね。感心です

中には、社労士さんが離職票のことで電話をかけてくることもあったりして、全体としては、もの足りない(なーんて、生意気な発言)というか勢いが空回りしてしまった感じで、時給にして2000円弱のアルバイトは終了したのでした

しかし、電話で相手も見えないし、どんな質問がくるかわからないって、あまりいい気分じゃないですね。。。

来月開業するというDrをご紹介をいただき、先日来お会いしているんですが、労務管理についてもきっちりしておきたい、というご意向を受けて、就業規則のたたき台を先日お持ちしました。

そこに、仲を取り持ってくださっている医療コンサルの人も同席していたんですが・・
「休職の部分は結構ナーバスな部分ですから・・」と話をすると、「こんな規定いらない、いらない。そんな休みを取るくらいならはじめから採用しないから」とか、
「産前産後休業や、育児休業も権利としてありますから・・」というと、「医療業界でそんなこと言ってたら仕事できないって書いておけばいいよ」とか言うんです

Drだってまじめに考えてるんだから、ヨコヤリ入れないでよといいたいくらいでした。

まあ、結局は病院としての姿勢ですから、ある程度は私見的な意見も入って当然といえば当然ですが、トラブルを事前に防ぐこともこちらの仕事だから、ということで、譲り合う部分での決着を見ることになりました。

理想と現実・・・現実だけのところだけで生きていくのもそれなりの利点もありハンデもあるんでしょうけど、この着地点を我々側に引き寄せるのも、なかなか難しいですね。

特に、プライドの高い職種だと特にかも・・・

今日、年度更新についてなにか新しい情報はないかと労働局のHPを見ていたら、「労働基準監督官試験」というのに目が止まりました

それによると・・・
「労働基準監督官は、労働者の生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件の確保・改善を図ることを任務とし・・司法警察官の権利も持つ」
とあります。

たしかに、そんな感じで勉強しましたけど、今考えると企業いじめの張本人じゃないの?なーんて思ったりして

へー、じゃあ試験てどんなもの?と思ったところで、あえなく挫折
公務員だから、年齢制限があるんですよね。遅すぎたというか、ぜんぜん間に合ってもいないし・・

そういえば、前の会社にいたときにも、「次に生まれ変わったら薬剤師になって、あごで人を動かしてやろう!(あ、けっして薬剤師のみなさんがそうだとは言っておりませんので・・)」と思ったものでした。

と、ここまで書いて気づきました。
自分っていじめっこだったっけ
いやいや、そんなことはないですよ

今日はあったかくなるっていうので、コートを置いてきたんですが・・なんだか寒いですね

やっぱり、こんな日はおでんが食べたくなりますよね!
「おでん」の名前の由来って知ってますか?

おでんの最初の具は、なんと「豆腐」だったんだそうです。それも、「豆腐田楽」にして入れていたというもの。あんまり想像がつかないんですが、たったそれだけだったみたいです。

で、その「田楽」の「田」を丁寧に扱って「御田」となったのが初めなんだそうですよ。【山手線雑学より】

最近はコンビにのおでんもおいしくなってますが、やっぱり時期がきたんでしょうか、のぞいてみたらネタが少なくなっていました

もうすぐ春ですから、しかたありませんかね。花見におでんなんて聞いたことないし

さあさあ、今夜はおでんが食べたくなるでしょ

先週に引き続き、「会○検査院からこんな通知がきたよ」とお客さんからファックスが入りました。
ようは、「特老厚を受給しながらお宅で働いている人は、社保の適用じゃありませんか?」という、在老年金の不正受給をを是正するもの。

事業主さんは、「別にほっといていいよね」なーんて、あっさり言っていますが、大変なことになってしまいそうです

先日も自分の担当先から、「60過ぎの人を雇うんだけど、社保には入りたくないというんだ」というので、こういう調査があると、年金の差額分を戻さなきゃならないこと、遡って保険料を会社も取られてしまうことを伝えたたのですが、一度こういう目を見ないことには、スレスレのラインでいこうと考える事業主さんが多いことも事実です。

みなさんの周りにもいませんか?今、検査院はどういう基準かはわかりませんが、ピンポイントで狙ってきているようです。注意してください
きっちりと伝えることが大切ですね

ところで、今日はホワイトデイ。さっき、下のお弁当屋さんに行ったら「本日ホワイトデイで女性に限りキャンディプレゼント」って書いてある。

あれ?バレンタインのときにも、男性に限りってあったっけか
これは差別だな、きっと

まだまだ寒いですよね。
でも、巷では沈丁花の花が咲いてきて、とてもいい香りがしますよってでも、どんな花

この前、ラーメンが食べたくなって、でも仕方ないからカップラーメンを食べた、と書きましたが、やっと「新横浜ラーメン博物館」に行ってきました。
恥ずかしい話、横浜に住んでいながら一度も行ったことがなくて、とーっても感動してきました。

中は、地下3階くらいになっていて、30年代の街並みを再現しているところでした。
階段を降りて街に入るところが駅になっていて、そこから夕焼けとともに古い街並みが広がっていて、なんとも情緒あふれる感じです

いろんな場所のラーメンがあって、一杯目はあの佐野さんの「支那そばや」。やっぱりうまかった
よせばいいのに、二杯目は博多とんこつの、その名も「ふくちゃん
スープの色もにおいも濃いのに、食べてみるとなんともあっさりしていて、不思議なとんこつラーメンでした。

結局、二杯食べておなかいっぱいになり、店を後にしましたが、あの300円という入場料がまたにくい設定なんですね

高くもなく、なんとなく入ってしまいそうな値段。

でも、いろんなラーメンが食べられてバッチリですもちろん、小さいラーメンもありますので、食べ歩きも可能です。

どうです?今夜はラーメンが食べたいでしょ

最近読んだ雑誌に「ベネフィットファインディング」という言葉がありました。

これは、最近医療業界で注目されている概念だそうですが、例えば、重い病気に罹り、その苦しみとともに生きていくことを強いられたときに、その苦しみを経験する中で、他人からの何気ないやさしさなど他の部分での関わりに大切なものを見つけたり、自分が生きていることに価値を見出したり、といったように、自分の置かれている状況の中にも価値を見出すようになることなんだそうです。

これは、今現在「どうしようもない状況だから、がんばったって無駄」と思っている人もこういった価値を見出すことによって、客観的ではなく主観的に豊かな考え方をもてるようになるということが可能になること。

まずは、自分の置かれている状況を否定しないことだそうです。
「否定しないこと」と「肯定する」とは違っていて、「肯定する」ということは、自分に都合のいいように解釈する意味が含まれていて、「否定しない」は、あくまでもありのままを受け入れるということにつながります。

「自分のやりたいことが見つからない」とか「合う仕事がない」と、理由をつけて肯定するのではなく、もっとありのままの姿を見つけることが必要だそうです。

生きていく上で気持ちも豊かになれるのは、地位とか所得ではなくて、「自分への気づき」と「心を許せる人の存在」。

仕事をしていく上でも、ひとりでの成功なんてなくて、必ず誰かがサポートしてくれるからこそ成り立っているもの。
われわれの仕事の中でも「ベネフィットファインディング」を経験できて、気持ちも心も豊かになって、お互いに成功をおさめられるといいですね

日曜のよるに重たい話でした

たまには仕事のお話をひとつ・・

先日引越しをした会社さんがあって、やっと謄本ができたというので、「所在地変更届」を提出にいきました。
そこは、事務組合に委託している一元事業場。ジムクミ委託だから、ということで監督署にいきました。すると・・

「これ所掌(管轄)が職安ですから、向こうに出してくださいね」と言うんです。

あれ?ジムクミ委託先の書類は監督署じゃないの??と疑問を抱きつつ聞き返すと、
「この場合の書類は職安なんですよ。まあ。最終的には局にいきますから同じですけどね」と、答えになっているんだかなんだかわからない返答

仕方ないので、ジムクミ管轄のHWでも、新しい事業所管轄のHWでも同じことを聞きましたが、返答はいずれも「職安提出」とのこと・・

あれ〜!なにか勘違いしてる

と、こういう場合は井出先生のテキスト登場です
テキストによると・・・

「一元適用でジムクミ委託の変更等の申請書は職安を経由して提出する。二元の労災適用の場合は監督署に提出」となっているではありませんか!

やっと、わかってきました

特別加入の手続きは監督署ですが、それ以外の書類はHWでいいみたいなんです。
それにしても、勘違いのために、監督署と職安を行ったり来たり

いやあ、こんなことも知らずに今までいました。
みなさんもこんな案件にぶつかったら、思い出してみてください。。。

一日はっきりしない天気でしたけど、啓蟄と春一番で一気に春が近づいた感じがしますね桜の開花も早まりますかね!


土曜の夜にラーメンが食べたかったんですけど食べれなくて、やっと今日の昼にでも食べようかな、と外に出てみると、やっぱりラーメン屋さんは混んでる

仕方ない、あきらめてカップラーメンを食べようと事務所に買って帰ったら、あれ?所長もカップラーメンですか?といって、お湯を注いでたら、あれ!もう1人カップラーメン派が

今日のお昼は、事務所内カップラーメンのにおいでいっぱいでした。

カップラーメンにも人それぞれこだわりがあって、前にいた合同事務所のMさんは、必ずといっていいほど「シーフードヌードル」。シーフードヌードルにお湯の代わりに牛乳を入れて作ると、なにやらおいしいと、話していたのを聞きました。
うちの所長は、味はそのときの気分だけど、お湯を注ぐだけでいいやつ。(言ってみれば、めんどいやつはできないタイプ)

僕はある理由がある日は「カレーヌードル」って決めてます。やっぱり二日酔いには刺激があるのがいいですよね

この前マーボーラーメンを食べたときに、「麺類ご注文の方にかぎりミニライスがつきます」と書いてあったので、マーボーラーメンとマーボー丼を味わいながら食べました。一度で二度おいしい感じでした

こんなことで喜んでいる自分がけな気だなあ・・・



最近、まわりの人のブログが模様替えをしているので、僕も替えてみたんですが、「最近書く人が変わったんですか?」と質問を受けたので、いやあこれは事務所のブログじゃなくて、個人的なものなんですということが言いたくて、一言コメントです。

みんな、ブログ名というかペンネームで書いてるんですよね。

というあたりで、もう眠くてたまりません・・・

今日のニュースに、「ニンテンドウDSライト発売に何百人」というのがありました。
今朝、駅まで歩いているときに、ダイクマ(これって神奈川限定?)の前に人が並んでるのをみて、何の安売りだろう?と思っていましたが、延期になったブツの発売日だったんですね!
寒いとこおつかれさんです。

あの、松嶋菜々子のCMでも人気に拍車がかかったみたいですからね

DSといえば、昔(14、5年前?)ゲームボーイが発売になったときも、ぜんぜん手に入らなくて、たまたま風邪をこじらせて会社を休んだときに、ダイクマに行ったことがあるのを思い出しました。
結局それは風邪ではなく肺炎でしたが・・・

でも、そのおかげで点滴中も遊べたのでご満悦だったような気がします

最近はゲームもやりませんが、「脳を鍛える・・・」とか「英語・・・」っていうあたりはいいらしいですね!右脳を鍛えたほうがいいみたいですから、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

札幌の監督署が遺族補償年金などの不支給処分を下した過労死事件、結果は原告の請求を飲む形で一転不支給処分を取り消しました。

初め労災課は、社内の残業は月100時間に達していないとの判断で請求を退けていたのでしょうが、やはりそれを証明する証拠となるものが存在したんでしょうね。(民主党とは大違い

過労死が認定される要素としては、タイムカードなどの勤怠データが決め手になりますが、遺族側が示したと思われる立証するデータが強かったんでしょうね。

本人の手帳とか会社の建物の入退室管理とか、同僚からのコメントが重要になってきます。

でも、やっぱりそんなに仕事しちゃいかんのですよ休むときは休まなきゃ、身体が悲鳴をあげて、万が一のことがあったとしても会社は何も助けてくれませんよ。

われわれも、お客さんの時間管理については、注意していかなきゃならないですね!


それにしても、持ち帰った残業資料は、そのまま持って会社に行くもんだと思っていました

このページのトップヘ