またまた、秋の台風の影響でしょうか。みなさん、もうお帰りになってますか?

今日もお付き合いいただいている方に感謝です。

今日、お客さんから、勤怠管理のご質問がありました。

その、会社さんはタイムカードで管理をしていて、他の企業にもれず残業の問題等で頭を悩ませている会社さんです。

お話を聞いている限り、管理内容に問題はないと思っていましたが、今日お話を伺うと、タイムカードの他に日報の報告も出させているということ。

そこの会社さんの従業員さんは、タイムカード上ではなく、実態に基づいた日報を提出していたようで、みなさんタイムカードより申告する時間が短いというのです。

会社さんとしてみれば、できた従業員ですよね。

でも、実際は自己申告制の勤怠管理は、管理としてはあやふやで、それを所属上長がきっちりと管理をしていれば問題はありませんが、そうともいいきれません。

「タイムカード等で管理」というのが原則となっている以上、残業の計算も日報に基づいた計算では、働いた分の対価とは言い切れなくなってしまいます。

最近では、個人情報保護の意味合いも加わって、ICカード等で入出管理等を行っているところも多くなっています。

たしかにそこまでいくと、中小企業経営には影響がでてしまいます。

でも、会社も従業員もお互いに共存共栄を保つためには、どこかの落とし所が必要になると思いますので、そのあたりの匙加減というのは、できるようで、難しい問題だなあ、と思う一日でした。