年度更新の話ですが、申告書以外の書類でのおはなし。

申告書に印字されている業種区分の細分化が違っていたら、赤で訂正して、事業の種類も赤で書けば、来年度から変えますよ、という言い方をしています。

ただ、それは「その他各種」の「94」とか「97」とかで始まる業種の話。

今回のは根本的に違っていました。

本社と工場がある会社で、当然業種区分も違えば保険料率も違ってくる。今年の細分化の話がなければ、いつまでも見過ごしていたようなことでしたが、やっぱりまったく正反対に間違えているので、これは上記のような修正でいいのだろうと、確認の電話を労働局にしました。すると・・・

「それは、『ギギ申告』で修正してください。赤で修正のやり方は、あくまで今年度限りの方法ですから、それはさかのぼって修正ということです」
「イギ申告ですか?」
「はい、ギギ申告です」
「・・・」

何度聞いても「ギギ申告」にしか聞こえない
監督署に書類はあるというので、行って聞いてみたところ、出てきた書類は「名称、所在地変更届」。
これで、変更を出せば、来年から変わるという。あれ〜、なんか違うなと思い、

「でも局の人は『ギギ申告』って言ってましたけど」

といっても、窓口のおばさんは「あんたなに言ってんの?」という顔をするばかり

やっと奥の人に聞きに行ってくれましたが、その人もポカーンとしている。
その奥のさらに古株っぽい人に聞いて、やっと出てきたのが「徴収法の労災保険率の変更等、雇用保険率の引き下げ願い」という書類。

はじめてみましたなんだ、やっぱり「異議申告書」だったんじゃん結局は、このことについて異議があるので届け出るというものでした。

なるほど

事業内容が変わったり、こっちの都合で何かを変更する場合は「変更届」
行政の間違いでこうなったんだろうというときは「異議申告書」

という理解をしました。けっこうマイナーな書類だけど、この機会に見直してみたほうがいいですよ


それにしても、今日いった新○監督署にはまたまたいろんな職員がいます。

横の窓口で、療養給付を丁寧に説明しているお兄さんはつんくみたいな金髪の髪型に眉もきりっとそろえてて、奥にいた古株のおじさんは、パンチをとおりこして、もっとロットの細いニグロ(今、こんなパーマあるのかな)系。ここにいなかったら絶対間違えられそうな風貌(ヒャーこわっ

今はいなくなったけど、そのまま歌舞伎町にいけそうなミニをはいたおねえさんとか、いろんな人種・・人間模様が楽しめるところです。

もっといろんな人間模様を知っているぞという方も、ひとつカチッと応援してください
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