うちの事務所の関与しているお客さんは、いわゆる中小企業がほとんど。
年末のご挨拶でお客さんをまわっていると、必ずといっていいほど口にするのが「景気は思ったほどよくないね」という言葉。
やはり、大企業にあてはまるものなのでしょうか。

あるお客さんは、不良債権を抱えてしまって、債権管理の恐ろしさを見せ付けられたそうです。
グループ会社なので親会社からも強く指導され、来年は余計な仕事が増えそうだといっていますが、少しでも兆候が現れたらすぐに手を打たないと、痛い目をみるのは自分たちなので気をつけたいものです。

また、あるお客さんは決算をみると昨年の赤字から脱出して好調のように見えますが、実は人材難とのこと。
毎日仕事の依頼は入ってくるのに、人手不足なために断ざるを得ない案件も出てきてしまうほどだとか。
せっかくの話がもったいないです

いろんな媒体を使って求人を出しても、なかなか引っかかってこない。
来たとしても、すぐに辞めてしまう若者が多くて、2、3ヶ月ならまだしも、半年もかけて育ててきて「やっぱりついていけません」といって辞めていくのはこりごりだといっていました

広告費もバカになりません。
年間何十万、百数十万とかけても一人も見つからないんじゃ、どぶにすてるだけ。
ある人材紹介会社は成功報酬で見込み年収の35%も取るんだそうです。
あるいは、年間契約で人を紹介するシステムもあるようですが、それでもなかなか決まらない。
今はIT関連は売り手市場なんですね。

来年にむけて、大企業も新人を囲っているみたいですが、そのお客さんは第二新卒を狙うとのこと。
少し社会経験を積んで、もう一度自分を見直してからの方がいい人材もあるかもしれない。
ただ単に辞めていく若者じゃなく、もう一度考えて自分の人生を決めるくらいの若者がほしいそうです。

僕では物足りないでしょうか???

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