e9de7fb4.jpg司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」が、大河ドラマ化されることは以前から決まっていましたがのびのびになっていて、いよいよそのキャストが決まったと出ていました。

メインの秋山弟には「木本 雅弘」秋山兄には「阿部 寛」正岡子規役には「香川 照之」らが決まったそうです。

僕がはじめて「坂の上の雲」を読んだのは3年くらい前。
その時に読んでいた雑誌に「社長がよく読む本」の1位にランキングされていた、という不順な動機から

でも、読み始めると司馬遼太郎の世界に引き込まれて、それから前後して「竜馬がゆく」を読んだりして、はじめに思った「単行本8巻はきつそう」という感じは意外にあっという間になくなっていました。

僕は文系のわりには、歴史もあまり強くなく(じゃあ、何が強いんだ?という意見はムシムシ)日露戦争の背景にこんな大きなドラマがあったことすら知りませんでした。

秋山兄弟は、明治の戦争期に、それぞれ騎兵隊と海軍のリーダーとして活躍します。
歴史的には、乃木(訂正しました)将軍の活躍が広まっているようにも思えますが、意外に真実は違っていること。
戦略もなにもない戦い方で、大切な命を無駄に使ってしまった張本人だというのがわかりました。
もう少しこの兄弟の出現が早かったら、日本の戦い方も変わっていたかもしれません。
こんな、歴史と本当の裏側のギャップが楽しい作品です。

大河ドラマの兄弟のキャスティングも、いい感じかなと思いますが、正岡子規のキャストをメインに発表しているところをみると、あまり戦争的な部分は画かないのかもしれません。

司馬遼太郎は、生前、このドラマ化するのを強く拒んでいたそうです。
戦国主義が強く反映されるのを嫌ったという理由から。
没後も、奥さんにドラマ化を願い出ていたものが、「私が生きている間にそうされる(ドラマ化)のならその方がよい」ということで決まったとのこと。

今まで、大河ドラマなど継続して見たことはありませんでしたが、これはとても楽しみな一作です
でも、スタートは来年ですがね・・・

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