いつになっても休職と退職、解雇って難しい問題です
今日も、また悩ましいご相談が・・


入社して1年も経たない社員が、もうすでに半年も休職しているとのこと。
しかも、休職事由の最初はご多聞にもれず「自律神経失調症」
問題は2回目の診断書。
診断名「気管支炎」

え?風邪ですか?と思わず、声が裏返ってしまいました ( ̄◇ ̄;)
敵もさるもの、同一事由にしてこないところが抜け目ない(;-_-;)

「そんなに働けないなら辞めて療養したほうがいい」と担当の方も話をしたらしいですが、
「それじゃ、生活できない・・・仕事はしたい・・・(おろろん、おろろん)」と泣きついたかはわかりませんが、なんとか休職の網に引っかかっている。

来週から復職するにあたって、「3回目の休職をしたら辞めさせるという一文を取ったらどうだろう」と言われましたが、文書に残すとまたやっかいなしこりが残りますからね ┐( ̄ー ̄)┌ 

結局は、人事部と直属の上司から労働債務の不履行になりかねないので、きちんと勤務してほしい、という風に言ってもらって、それでもだめなら考えるしかないでしょうとの結論。


以前も書きましたが、「私傷病に関する休職規定は、解雇猶予措置と理解すべき」と会社よりの弁護士、石嵜さんは言っています。
私傷病によって長期間労務を提供できないのは労働者の責めにによる債務不履行なので解雇されても仕方ないけど、今までの労働慣行がそうさせないと書いていました。

「じゃあ、いい案が浮かぶように考えてくださいね
「はい」なんて受けちゃいましたが、ぜんぜん軽くない問題です・・・


人気ブログランキングに参加しています
下のボタンをクリックしてください

ranking
上昇させてくださ〜い(苦笑)カチッとおねがいしますφ(. . )