今日は雨模様ですね・・・
僕は長い傘が嫌いなので、先日大きめの折り畳みを買いました!
折りたたむのも自動なんです
すぐに壊れなきゃいいけど

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昨日聴いた、感動するお話を書きます。
ちょっと長くなりますが、どうぞお付き合いください。


その方は、両親が個人で事業を営む長男として生まれました。

子どもの頃から、お父さんとは折り合いが悪く、何かと衝突を繰り返していた。
でも、子供の頃からの思いもあって、大人になればお父さんの仕事を引き継ぐもんだとも思っていた。

20歳になった頃から、お父さんの会社を手伝うようになりますが、そう簡単に折り合いがつくものでもなく、その溝は逆に深まる一方。
そんなお父さんから逃げることを考えましたが、給料ももらっていなかったのでどこか遠くに行くこともできず、思いついたことが、あらゆる団体に属して会合に出るというもの。

その数は増え続け、毎月25日くらいは夜出かけていたそうです。

文字通り逃げていた。

会合によっては、昼間に開催しるものもあり、お父さんと顔を合わせずに済むと思っていました。


そんな時、お父さんに病魔がおそいかかり、あらゆる臓器に転移したガンはすでに手遅れ状態。
もって余命半年といわれたそうです。

病室に見舞いに行き、そろそろ会社を渡したらどうかと歩みよってみたものの、傷みをこらえながら体を起こしたお父さんから出た言葉は、

「おまえに渡したら、2日で潰れる」

この言葉に、更に気持ちを固くしてしまったその方は、しばらく見舞うこともなかった。

半年といわれたお父さんの命は、1年もちましたが、58歳の若さで他界されたそうです。


それからは、会社を再建すべく立ち上がるけど、今まで経営にタッチしてこなかったし、経営の「け」の字すらわからない状況で、事業も好転せず、とうとうお父さんの死亡保険金にまで手を出さざるを得ない状況になってしまいました。

経営の指南をいただこうと相談に出向き、現状や資金繰りのことなどを全て話しきったあとに言われたことばは、

「あんた、お父さんのこと全然理解ってないな。
これから毎日、会社の看板を磨きなさい」

ということだった。

言われたことは、即実践しなくてはならないという思いはあったので、次の朝、硬く絞った雑巾を手に、看板の前に立ちました。

看板の前に立てば、自然に経営の理念や思想がわいてくるだろう、くらいにしか考えずに看板を磨きはじめると、気づいたら涙がぼろぼろ出ていたそうです。

看板を磨きながら思い出すことは、お父さんとの嫌な思い出ではなく、小さい頃の思い出。
高校まで野球をやっていたというその方は、野球道具に一切困ることはなかった。
それは、何においてもお父さんが与えてくれていたから。

そんなことを思い出しながら看板を磨いていたら、悔し涙で看板が見えなくなっていたそうです。

来る日も来る日も、看板を磨いていると、どこからともなくお父さんお声が聴こえてきて、

「もうそろそろ、いいんじゃないか」

それと同時に、ある方から声をかけられて今の仕事をするようになった。
結果的に、お父さんの会社を潰すことになってしまったけど、それによってわかった「感謝する」ということを広げることによって、お父さんへの恩返しをしようと決めたそうです。


僕も、今年の誕生日に、初めて親にありがとうの手紙を書いたと書きました。
恥ずかしかったですが、生んでくれてありがとう、と書きました。

人は、自分ひとりで大きくなったと勘違いしがちです。
親は見えるものだけど、ご先祖様や神様といった存在は目に見えないもの。
本当は、そういうところにも感謝しなければならないのに、今の風潮がそうするのか、宗教といってひとくくりにしてしまっているので、なかなか伝えることが出来なくなっている。

まず、身近にいる人へ感謝の気持ちを伝えて、素直にありがとうといえる気持ちでいたいと感じました。

僕の駄文では伝わりにくいと思いますが、朝を迎えられたこと、ご飯を食べられること、仕事ができること、そしてこの世に誕生したことに感謝をしながら生きていかなきゃならないということです。

ちょっと僕から言うにはくさい表現かもしれませんが、そんな思いです。

さあ、今日も感謝してありがとうを伝えて、ワクワクしていきましょう

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