515b99d0.jpgお読みになったかたもいるかと思いますが、福島正伸さんの感動する本のご紹介です。

なんのために働くのか、なんのために生きているのか。
悩んでいる人もそうでない人も感動する一冊です。

その中に、心に響くお話がありましたので勝手に引用します。

難病におかされていながらも笑顔でがんばる少女が書いた童話だそうです。
少女の姿を見ると泣き崩れてしまうお母さんを気遣って書いたんだそうです。

ちょっと長いですが、生きる意味を考えながら読んでみてください。



「強い子」

彼女が生まれる前のこと。

ある日、神様に呼ばれました。神様のもとに行くと、そこには既にたくさんの赤ちゃんが集まっていて、神様が一人ひとりにプレゼントを配っています。

お金持ちの家に生まれたいと言えば、お金持ちの家に生んでくれる。
この街に生まれたいと言えば、この街に生んでくれる。
神様はどんなプレゼントでもくれるのです。

そして彼女の番になりました。

ところが、彼女は自分が欲しいプレゼントが決まっていませんでした。

彼女が何気なくあたりを見回すと、たまたま神様の背中の後ろに、「重い病気」というプレゼント隠すように置いてあるのをみつけます。

彼女は神様に聞きました。

「これはいったいどんなプレゼントなの?」
「これはすごく苦しいプレゼントだよ」
「誰がもらえるの?」
「一番強い子だよ。生まれてからすごく苦しむから、一番強い子にしかあげられないんだ」

彼女は少し考えて言いました。

「苦しむんだよね。それならほかの子にはあげないで。私が一番強い子だから、私なら耐えられるから、ほかの子にはあげないで」
とお願いをしたのです。

「そうか、君が一番強い子なんだね。君が来るのを待っていたんだよ」

そうやって神様がくれたのがこのプレゼント。
「だから、私が一番強い子なんだよ」
とお母さんに話しました。

自分の娘は、ほかの子が苦しむのが嫌だから、自分からこの病気をもらって、こうして生まれてきた。
うちの娘は一番強い子なんです。
とお母さんは元気になりました。




いかがですか。
生きている意味が心から感謝できるお話だと思いませんか。

そのあとに書かれていますが、みんなそれぞれ遺伝子は違う。
遺伝子のずれによって、誰かが病気になって生まれてしまう。
難病の子供たちは、人類を守るために生きてきてくれたともいえるんだと。

元気に朝を迎えられること。
おいしいごはんを食べられること。
仕事ができること。

自分がなんのために生きていくのかをちゃんと考えなきゃならないと思いました。

もっとたくさんいいお話がありますのでぜひ読んでみてください!

さあ、今日も笑顔で元気にいきましょう
今日もありがとうございます

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