868a2faf.jpg昨日、「天地人」を見ていて思い出したのですが、前号のPRESIDENTの特集は、歴史・古典入門でした。

歴史に名を残す名将から、現代の経営の基本となるものがたくさんあるというもの。

織田信長、直江兼続、徳川家康、石田三成、西郷隆盛などなど。

その中で、家康についてコメントを書いていたのは、楽天の野村監督。
あちこちのマスコミで、家康と野村監督には共通点があるというのが今回の接点だったらしい。

その野村監督が、「褒めることは失敗につながる理由だ」と述べています。

褒めて育てるなんて選手を認めていない証拠。
今の選手は、ちょっと批難すると、監督に認められていないと腐ってしまう。
見せかけの信頼を与えるのもテクニックだが、今の選手は辛抱がたりないので、簡単褒めて育てるというのは難しい。

という内容のことを話しています。

西武の渡辺監督は、著書の「寛容力」の中で、「選手を褒めていくことが成功の秘訣」と言っています。

今の若い選手は怒られることになれていない。
怒ったとたんにやる気をなくし、そっぽを向いてしまう。
ある程度のミスは黙認してあげた方が、次に取り返すものが大きい。
だから、言葉に出して褒める。怒らない。

と、野村監督とは180度違うような考え方でいます。

でも、きっと180度なんて違うことなく、野村監督のアジがどこかで共通点をつないでいるようにも感じます。


「言わなくてもわかるだろう」的な考えも今の世代には通用せず、なかなか扱いが難しいところなんでしょうけど、新鋭と老獪な策士の考え方でペナントレースのカギは何処に・・・

野球の話ではありませんが、ビジネスの世界では褒めて伸ばすべきか、褒めずにいくべきか・・・


最後までありがとうございます
今日も笑顔でいきましょう

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