ラウドネスのドラマーで、日本のロックシーンを駆け抜けるように去って行った「ひぐっつぁん」こと樋口宗孝氏がこの世を去ったのは、2008年11月。
信じられないニュースで、かなりのショックを受けました。
戻ってきてくれると思っていただけに、残念な出来事でした。

青山斎場でのお別れの会にも行きました。
飾ってあった白のドラムセットが、今でも目に焼き付いています。
悲しかった。痛かった。


僕がドラムを始めたのは高校1年の時。
当時は、バンドのメンバーがそれぞれ好きな曲を持ち寄って、さまざまな曲をやっていました。

その後、ボーカルが一緒にこれをやろうと持ってきたのが、ラウドネスのセカンドアルバム『DEVIL SOLDIER 〜戦慄の奇蹟〜』でした。

レコードに針を落とした瞬間に聞こえてきた「Lonely Player」に強い衝撃を受けた少年時代です。
ひぐっつぁんのドラムから始まる曲です。
今でも、その曲を聴くだけで16歳に戻れるかのようです。

そのひぐっつぁんの永久保存版の本が出たのです

3701

さっそく手に入れて眺めています。

ひぐっつぁんのセットをまねしたくてタムを並べてみたかったけど、それだけのお金もなくて、なんとかドラミングをまねしたかったものです。

この本には、LAZY時代からの写真や亡くなる前までの写真が掲載されています。
ひぐっつぁんのツーバスの写真は珍しいですね。

「俺は、ドラム職人じゃなくて、ロックスターでありたいんだ」
ひぐっつぁんのフィル(ドラムのおかずといわれるところ)は、ある意味職人芸だと思っていますが、本人はそうじゃないみたい。
でも、職人芸もロックスターも両方兼ね備えた人でした。

もういないのはわかっているので、これを自分の永久保存版として大切にしたいです。

http://murock.net/


では、今日も最幸な一日を

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